突然の告知、しかも無料展示?ということで驚き戸惑ったものの、実物のマペットが展示されるということで新幹線に飛び乗って行ってまいりました「セサミストリート 45th アニバーサリーフェア」
セサミストリート 45th アニバーサリーフェア|タカシマヤ
日本橋タカシマヤのウインドウやエントランスがセサミ仕様に。販売グッズも飾られていました。
8階にある会場、入場無料のためか、入り口も広々としています。なんとフラッシュ無しなら写真撮影可。すごい。
ビッグバード!まごうことなき本物!!
無料ということで片隅に置かれてる程度を想像してましたけど、レイアウトや照明も適切で、みじめな想いをすることはありませんでした。
※展示や販売品について、記事後半に簡単なリストをつけています
展示内容はマペットの他、番組に関わる資料、マペットの素材に触れるコーナーもありました。しかも原材料や毛の長さまで詳細なデータがついている超マニアック仕様。
間近で見ることで、マペットのふわふわ感、いろんな材料を使っていること、縫い目などの工夫がひしひしと感じられます。マペッツとの共通点と違いにも気づけますし、特にマペットの映像を見た際に本物の質感や大きさが想像できるようになる、というのはかなり貴重な体験でした。
また、会場内では代表的な曲や場面の動画が日本語字幕付きで流れています。今となってはかなり貴重な日本語つきの映像(今回のための新規字幕?)です。
ちなみに会場のパネルでこの「セサミストリート 45th アニバーサリーフェア」は2014年〜2015年1月にニューヨークで開催された”Somebody Come and Play”の巡回展とだということがわかりました。
Somebody Come and Play (exhibit) – Muppet Wiki
“Somebody Come and Play”の展示内容と比べて、巡回展では資料などが割愛されているようですが、マペットは同じもののようです。東京の後に横浜での展示がありますが、それから他の国にも巡回するのかも。
展示以外では協力企業の英語学習教材コーナー、また物販もあります。セサミグッズの専門店が全国展開されてる時代もありましたけど、最近はUSJ以外だと数が揃ってるお店はそうそう無いですよね。会場オリジナルグッズも販売されています。
写真撮影オッケーなのでここぞとばかり撮りまくりましたが、会期終わるまであえてこれだけ掲載。
こんな間近で、自分の目でマペットを見られる体験なんてまずありませんので興味ある方はとにかく会期中に行ってください!そしてじっくり観察してきてください!できれば物販でお布施も払いましょう!
【主な展示リスト】
◆マペット
ビッグバード
本のマペット
アルファベット
エルモ(衣装あり)
クッキーモンスター
アーニー&バート
ゾーイ(衣装あり)
ファットブルー&トゥィードゥルバグ(エニシングマペット/Whatnotの例)
カウント伯爵&コウモリたち&ナンバーズ
フーツ
スナッフィー(衣装あり)
グローバー(スーパーグローバー)
オスカー(※アニマトロニクス・レプリカ)
ホンカー(※ライブショー版)
トマト(マペット。食育の例として。)
アイルランドのマペット(参考:Sesame Tree- Muppet Wiki)
◆その他の展示
写真パネル
デザイン資料
楽譜(カーミットの歌 Bein’ Greenの楽譜もあり)
関連発行物
エミー賞トロフィー
Bert and Ernie’s Great Adventure(クレイアニメ)版のアーニー&バート など
【物販コーナー】
セサミストリート45周年記念グッズ、タカシマヤとのコラボグッズ
Tシャツなどの衣料品、ポーチ、ポストカード、缶バッジ、お菓子など
以下、余談
セサミストリートはかつてNHK、そしてテレビ東京で放映されていました。
近年の日本ではUSJでの展開、一般販売のキャラクターグッズやアニメーションなどがあります。「セサミストリート 45th アニバーサリーフェア」の主催はNHKサービスセンター、協力がセサミワークショップ、ナガセ(セサミの英語教材を展開している)、IMG(昨年夏から日本におけるライセンス契約を持っている)となっていました。
Twitter経由でテレビ東京版のディレクターを勤めていた方のブログ記事を教えていただいたのですが、これを見る限りでも権利関係はちょっとややこしいことになっていそうです。
セサミストリート日本版に関する 真面目な話 : rino-diary テレビディレクター 岡田倫太郎です。
今回のイベント開催に合わせて新作動画が制作されたのですが、エルモの吹替声優が、現在USJまで引き継がれている方とは違っています。
限られた範囲での展開になってしまい、再放映も難しい状況で「セサミストリート 45th アニバーサリーフェア」を開催してくれたのは本当にありがたいことです。
日本語に対応した映像作品はYoutube(Sesame Street Japan)で見ることが出来ます。また日本でセサミストリート本編がたくさん見られるよう、応援していきましょう!