ネタがわかりにくい部分や日本語字幕のフォローを主に書きます。
シーズン1 第5話(ep105) Walk the Swine
あらすじ
ピギーとライバルの意地
番組がきっかけでリース・ウィザースプーンとピギーの女の戦いがエスカレート。大人げない振る舞いがスキャンダルにまで発展してしまう。
彼女をネタにしてしまうフォジー
フォジーは自分のステージでベッキーのプライベートをネタにしてしまい、彼女のひんしゅくを買う。
リゾとスクーターが接触事故
スタッフ用の駐車スペースで接触事故を起こしてしまったリゾとスクーター。示談のため、リゾは彼に知り合いを紹介するが。
タイトルについて
Walk the Swine/永遠のライバル
ゲストのリース・ウィザースプーンの主演映画タイトルがWalk the Lineで、Swineはブタ。日本語タイトルは本編(ピギーパート)の展開に準じてます。
ーーー以下ネタバレーーー
本人役での出演ゲスト
- リース・ウィザースプーン…女優。慈善事業に熱心なのも実際のとおり。ピギーが一方的なライバルとしているだけではなく、同レベルで張り合ってくれるのが面白いです。
注目マペット
- リゾ…車に乗っているところがすごい。とにかくすごい。
ネタと日本語字幕の補足
字幕に反映されていないこと、またはジョークや意味の解釈に関すること、あと気になるところ。
「謝る」「許す」
今回のエピソードは3つのトラブルとその解決(してないのもあるような…)を描いています。それぞれの落とし所に注目。
ピギーのコンプレックス
今までカーミットと喧嘩して強情を張ってしまうことはよくあったものの、今回は公共の場で、自分の過失や立場から謝らないわけにはいかず、でもキャラは崩せない、というプロの対応が求められるシビアなところ。ピギーの心理描写は今作の大きなポイントです。
ラストシーン
何度も書きますがマペッツではCGモデルを使ってません。消し、合成、遠隔操作はあり。さあどうやってるんでしょう。
その他
庶民…フロイドが名乗った仮名「John Q. Public」は平均的、一般的な男性の代名詞。
ピギーの矯正下着…Spanxというやつ。デッドリーは衣装係なので、普通に着替えを見守ってます。
メラニー…ピギーが「お黙りメラニー」と行ってますが、原語は「Sweet Home Alabama」、これはリースの主演作で邦題が「メラニーは行く!」なんだそうです。
リゾはイヤなヤツなのか?…非常に強かなキャラですが、今回のは悪気はないというか、彼とスクーターの価値観や付き合いの違いなのではないでしょうか。たぶん。
塩水…ぺぺはエビだから塩水が好きなんでしょう。
男女関係の不安定さ…マペッツにおいては、何だかんだ言ってもくっつくカーミットとピギーがある意味安定していましたが、今回はちょっと浮いた感じのするカーミットとデニース、障害が多いフォジーとベッキーという、先の見えないカップルが2組。他にも男女関係ネタがでてきますが、今後のお楽しみ。
以降のあらすじも掲載予定です!
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※セリフの解釈など相談にのっていただいた皆様、ありがとうございます。もし間違っているところなどございましたら、コメントからご指摘いただけると助かります。