2017年9月に行われたThe Muppets Take the Bowlとはどんなイベントだったのか、野外ライブステージ The Muppets Take the Bowl 特集(1)現地レポートほか、特集(2)開催概要&ステージ前半に続いて紹介していきたいと思います。
ステージ(後半)
当日は録画撮影OKだったため、多くの一般動画がYoutubeなどにアップされています。
以降、演目順に掲載していきます。(動画は見つかり次第いれます)
スタトラー&ウォルドーフのコメントから後半スタート。
“Bohemian Rhapsody” (1975年、Queen)のライブ版。2009年に制作されたMVからアレンジされてますがギャグは大体一緒。会場でもバカ受けしてます。(参考 Bohemian Rhapsody | Muppet Music Video | The Muppets – YouTube)
舞台裏から、ニュースマンによる速報
超マペッツファンのため、ずっと出ていなかったマペットキャラの大行進というサービス。以下、順番に紹介します。キャラ名のリンク先はMuppetwikiです。
・Nigel…マペットショーに出ていた指揮者。
・Happy Yellow Creature…マペットショーの名スケッチHugga Wuggaに出てきた黄色いクリーチャー。ザ・マペッツ2でコンスタンチンの歌で”Thingy-Thing”と言われていた癒やしキャラ。
・The Flying Zucchini Brothers…マペットショーに出ていた人間大砲の兄弟。ザ・マペッツ2にもちょい役で出てます。
・Beautiful Day Monster…マペットショー以前からいる古参マペット。セサミストリートにも出ていた時期があります。最近の作品にもモブ扱いで出てます。
・Old Tom…マペットの宝島に出ていた爺さん海賊。映画ではReal Old Tom(さらに爺さんのトム)、Dead Tom(白骨死体のトム)というキャラもいました。
・Pops…マペットショーでステージの裏方にいた爺さん。最近の作品にもモブ扱いで出てます。
・Chip…過去作品に何度か登場。ドラマ版ザ・マペッツでは準レギュラーとして復活しました。
以上、みんな久しぶりではあるけれど、近年の作品でも出てきてはいます。
続いてピギーが自分の出番について抗議しに来ます。
“The Blue Danube(美しく青きドナウ)” で踊るオバケ(BlueとBooをかけてます)。これもまたマペットショーを思わせるネタ。
TEDはないけどMuppet Labsがあるよ!というわけでDr.ブンゼンとビーカー登場。新技術のプレゼンになってます。
最後の方に出て来るモンスターは左からPokey、Luncheon Counter Monster、Mo Frackle。いずれも結構なレアキャラ。
※動画を捜索中
ピギーがこの後やる予定のパフォーマンスについてインタビューを受けていたところ、デッドリーが割り込んでくる。
インタビュアーの “The Daily Scandal” はマペットショーに出てきたネタ。
フォジーが2分間ジョーク数の記録に挑戦。舞台裏のフォジーが映し出されますが、何故かJimmy Kimmel Liveのスタジオに迷い込むなど。
失敗に落ち込むフォジーをなぐさめた司会のボブ、一緒にスケッチをやることに。この “hear” の直後 “Good Grief, the Comedian’s a Bear” と言って…というのはマペットショーのEp110でやった懐かしのネタ。(参考 The Comedian’s A Bear – YouTube)
※動画を捜索中
カーミットが次の出し物を紹介しようとすると、ペンギンとチキンたちが現れて…
スウェーディッシュシェフが司会のボビーとクッキング。何を言ってるかよくわからないまま進行していきますが…。
※動画を捜索中
ウェインとワンダのデュエット再び。曲目は ”(Sittin’ On) The Dock of the Bay”(1968年)。やはり妨害される。
※動画を捜索中
ニュースマンによる速報。ツアーバスがペンギンたちにジャックされたとか。
※他の動画も捜索中
ゴンゾによるスタント…ではなくてイリュージョン。(Dr.ストレンジのコスプレらしいんですけど動画ではよく見えず。オチも見えづらいですね。大変なことになってます。)
みんな大好き、マナマナ。ステージならではの展開に。終盤でマナマナと一緒にいる男性はカーミット役のMatt Vogel氏です。
ようやくミス・ピギーのステージ。曲目はAdeleの “Hello” で、以前ピギー主演のMVも公開されてました。
ステージではすごいアレンジされている上、リハーサルをサボったため酷いことに。ステージ上を縦横無尽に暴れまわる?ピギーがすごい。
時間かせぎのためビートボクシングをしようとするスクーターとボーボーのやりとり、それに続いて…
“The Rainbow Connection” 途中から同曲を作詞したポール・ウイリアムズがゲストとして一緒に歌います。(何と三日間とも出演していたそうです)
映画The Muppet Movie/マペットの夢見るハリウッド(1979年)の “The Magic Store” をみんなで。クレイジー・ハリーがスタンバイしてますが、爆破ではなく花火なので誰からも止められてません。
映画の代表曲メドレーが流れる中、花火によるフィナーレ。
アンコールはThe Beatlesの “With a Little Help from My Friends(1967年)”
マペットパフォーマーの顔も見えるようになっている上、出演者として紹介されています。なお映像でジミー・キンメルが読んでいるのはフォジーが落としていったネタ帳です。
マペットショーのノリを再現しつつ、ライブおよび現代ならではのネタも盛り込んだ素晴らしいステージだったようです。今のところ公式で映像化される予定はないとのことですが、何とか見られるようになるといいですね。
ドラマ版から2年近く大きな動きの無かったマペッツ。キャスト交代の件もあって、再起動を思わせるステージでした。今回の成功から次の展開につながっていくことを期待しています。
関連記事一覧→こちら