NHKのバラエティ番組「バリバラ」のスペシャル企画として、2018/2/11(再放送2/16)にセサミストリートとのコラボレーション回「バリバラ×セサミストリート」が放送されました。セサミストリートは14年ほど前、2004年までNHKで放送されていましたので、今回はかなり久々の登場となります。
「バリバラ」は障害者、また多様性を扱ったバラエティ。「バリバラ×セサミストリート」では発達障害を持った女の子が友達と仲良くなりたいという気持ちを、エルモとジュリアたちがお手伝いしました。昨年新しく仲間に加わった自閉症のマペット、ジュリアの日本での登場はこれが初になると思います。
番組に登場した子供たちは、マペットのやりとりを交えたワークショップから自分や他人を客観的に見ることができ、どうしたら仲良くできるか、うまくやっていけるかを考え、改善することができていました。
番組冒頭でも紹介された通り、セサミストリートは初期から人種、言語、障害など様々な立場の人々(とモンスター)を扱ってきましたし、個性的なモンスターたちも性格や価値観の違いを教えてくれていました。小さい頃NHKでセサミを見ていた私もそこから多くを学んだので、今回のコラボレーションはかなり感慨深いものがありました。
現在セサミストリートは日本でテレビ番組を持っていないものの、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのアトラクションやショー、また公式ページやYoutubeでの配信を行っています。(参考 セサミストリート オフィシャルホームページ・セサミストリート日本公式 – YouTube – YouTube・セサミストリート – Wikipedia)
日本オリジナルの企画では日本語で喋る彼らを見ることができます。声は当然として、ちょっと毛並みが違ったりするのも面白いです。
日本でもまたレギュラー放送で見られる機会が来ることを願っています。
(追記)Youtubeにて、番組内で放映されたジュリアのエピソードが公開されています。