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The Dark Crystal/ダーククリスタル(1982年)

1982年に制作されたオリジナル作品。登場キャラクターすべてがパペットなどで制作され人間は一切登場しないという、当時としてはかなり画期的な実写映画です。

予告編(英語版)

The Dark Crystal (1982) Trailer – 1080p

舞台は地球とは異なる惑星。主人公はかつて滅亡に追い込まれたゲルフリン族の生き残りの少年少女。彼らを保護していた温厚なミスティックス族、ポドリン族、オーグラ、そして千年前からダーククリスタルを独占している邪悪なスケクシス族、その他にも不思議な動物や植物が存在し、ブライアン・フロウドによるイラストの独特な世界が映像として見事に表現されています。

制作がスタートしたのは1977年。当時、セサミストリートやマペット・ショーなど人間とマペットが共演する作品は既に定着していました。しかし、本作は前述どおり人間が登場しません。作り物の世界で動かないものを動かし、現実に存在するように見せる必要がありました。世界観の構築、ストーリー、デザイン、造形など制作には5年が費やされています。
またその間、ジム・ヘンソンらはThe Muppet Movie/マペットの夢見るハリウッド(1979年)で野外ロケによる長編マペット作品を実現、続くThe Great Muppet Caper/マペットの大冒険 宝石泥棒をつかまえろ!(1981年)でも水中撮影など操演・特撮技術を更に進化させました。これらのノウハウも本作には多く生かされています。

ゲルフリン族やオーグラ、ポドリン族は基本的に通常のマペットと同じ仕組みです。全身が映る場面では衣装をつけた役者も併用されています。大きめのキャラクターであるミスティックス族やスケクシス族、ガーシムなどは主に人間が中に入って演じています。
ただし演技はカーミットたちのような所謂マペットらしい動きよりも繊細に表現されています。遠隔操作で表情を動かし、目には剥製に使うような精巧なものを使って、皮膚はラテックスなどでリアルな生物感を表現しています。

下記の動画は本編でスケクシス族が食事をするシーンですが、合成でもCGでもなく、カメラの前に実在する本来は動かないものを動かした結果の映像です。こういう生き物にしか見えないんじゃないでしょうか。

Skeksis Dinner – The Dark Crystal – The Jim Henson Company

なお、本作品は各種配信サービスでも高画質で見ることができます。日本版Blu-rayにはメイキングや音声解説などの特典が多く収録されており、より楽しめると思います。

2019年公開のNetflix「The Dark Crystal: Age of Resistance/ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス」は、この映画の前日譚にあたります。こちらも映画のように人形など実際の造形物を使って表現された作品として作られています。

ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
力に飢えた支配者が惑星トラから命を吸い取り、世界は破滅の危機に。闇の力を倒して世界を救うため、ゲルフリン族の選ばれし若者達の大いなる冒険が幕を開ける。

参考The Dark Crystal | Muppet Wiki | FANDOM powered by Wikia / The Dark Crystal: Age of Resistance | Muppet Wiki | FANDOM powered by Wikia

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