『ジム・ヘンソン:アイディアマン』Disney+で配信中!
The Dark Crystal/ダーククリスタル

“「ダーククリスタル」アルティメット・ヴィジュアル・ブック” 発売 日本語版と原書の違いなど

この記事は、最終更新日または投稿日から4年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

竹書房より2020年1月、「ダーククリスタル」アルティメット・ヴィジュアル・ブック〜ジム・ヘンソンによる究極の人形劇映画の舞台裏〜が刊行されました。これは2017年9月にTitan Books Ltdから発売されたThe Dark Crystal the Ultimate Visual Historyの日本語版です。

 

ダーククリスタルの歴史を網羅した一冊

「ダーククリスタル」アルティメット・ヴィジュアル・ブックは、作品の企画段階から設定・デザイン・撮影・公開後の展開まで、当時の関係者の声を交え、多数の図版とともにまとめられています。フルカラー約200ページ+別紙資料もあり、かなり読み応えのある本です。電子書籍(Kindle)も出ています。

貴重な「日本語版」ダーククリスタル本

ダーククリスタルは1982年(日本は1983年)の公開後から近年まで資料本・小説・コミックなどが刊行されていますが、日本語に翻訳されている書籍は公開当時のノベライズ版ぐらいでした。2018年にNetflixで新作(The Dark Crystal: Age of Resistance/ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス)が公開されたものの、これに関連する書籍も現時点で日本語版は出ていません。

というわけで、今回のアルティメット・ヴィジュアル・ブックは、かなり貴重でありがたい本です。それなりのお値段ですが、ダーククリスタル好きな方なら後悔しない内容になっているはずです。下記のほか、Amazonの販売ページなどから試し読みすることができます。

「ダーククリスタル」映像世界の舞台裏、400点以上の資料を収めた書籍発売(写真16枚)

原書 “The Dark Crystal the Ultimate Visual History” との比較

ここからは本書の内容と共に、原書との比較をしていきたいと思います。

原書版のレビュー動画

 

原書となるThe Dark Crystal the Ultimate Visual Historyは2017年に発売されました。定価は45ドル。日本語版は5,000円+税ですので、現在のレートで定価としてはあまり変わりません。

装丁

外観は背表紙以外、ほぼそのまま。日本語版の方が若干小さいです。どちらもハードカバーで、表紙はニス加工で部分的にツヤがあります。ただし原書は加えてエンボス加工もされています。

上に重ねているのが日本語版の表紙。日本語の著者表記が追加されているのみです。

背表紙。日本語版も英語表記ありです。

目次・ページ数・ページレイアウト

目次のページ番号はどちらも同じ、ページ数も同じです。1ページづつ見比べましたが、ページレイアウトにも大きな違いはありません。つまりダイジェスト版ではないということです。日本語版の方が若干厚さが薄くなっています。

図版

図版は共通です。レイアウト調整の関係か、少しだけ図版の端が切れている・逆に原書よりトリミングされていない・図版(小さいもの)の位置が違うページがいくつか存在します。ただし見比べないとわからない程度で、大きな違いではありません。

表記

※記事を書いた時点で日本語版をまだ熟読していないため、追記・修正する可能性あり
目次を見ると、日本語版は各章のタイトルにサブタイトルが追加されています。本文は注釈も含め翻訳されていますが、図版内の手書きメモ等は未翻訳です。本文内の用語がわかりづらい箇所に日本語版独自の注釈が追加されています。本文内の証言は、原書ではダブルクォーテーションで囲まれていましたが、日本語版はカギカッコおよび太字で表記されています。

キャラクター名などについては基本的に、現在出ているDVD等の字幕に準拠しています。Thraは“スラ”になっており、エイジ・オブ・レジスタンスの表記“トラ”とは異なります。

別紙資料

原書では当時のメモなどの別紙資料10数点が該当ページに貼り付けられるという凝ったものになっていました。日本語版も同様の別紙資料がついていますが、特典として封筒にまとめて別添されています。一部を除き、裏面などに日本語訳が掲載されています。

これは原書版の154ページに掲載されているチケットのレプリカです。日本語版のチケットは紛失防止のためかサイズ拡大されていますが、他の資料の大きさは変わりません。

原書の資料は、冊子以外このように貼付られており、斜めにめくって見る形でした。個人的には別添の方が見やすくて助かりました。

その他

日本語版は特典の封筒に「ダーククリスタル関係者リスト」という両面印刷の紙が同梱されています。これは原書にはない日本語版独自のものです。スタッフから俳優まで掲載されており、映画だけでなくその後の作品に関わった人の名前も入っています。

以上のとおり、かなり原書を再現した、豪華で丁寧なつくりになっています。

原書が出たときは、まさか日本語版が出るなんて思ってもいませんでした。「ダーククリスタル」は公開から30年以上が経過し、日本では「エイジ・オブ・レジスタンス」まで空白状態だった作品です。今回の出版を実現してくださった方々に心から感謝いたします。

※当サイトからリンクされた外部サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。リンク先の内容や著作権については管理外のため、当方では責任を負いかねます。リンク先の利用はご自身の責任でお願いいたします。また、リンク先のWebページや動画が既に削除されている場合があります。詳細:免責事項
※当サイトは、記事に関連する商品の引用、紹介などに広告サービスを利用しています。詳細:スポンサー、広告について
※サイト内の画像・文章・動画等の無断転載を一切禁止いたします。
※ご意見・お問い合わせはこちら
プロフィール
pamiroh_pamiroh_
特撮/怪獣/マペッツが好きです。マペッツについての情報をブログに書いたり呟いたりしています。
このサイトについて・Twitter:@Muppamiroh(マペッツ関連情報)@pamiroh_(個人)
シェアする
Muppamirohをフォロー
タイトルとURLをコピーしました