The Muppets/ザ・マペッツシリーズ・短編作品パーク・アトラクション

『Muppets Haunted Mansion: マペットのホーンテッドマンション』の登場マペットと元ネタ一覧(更新完了+追加あり)

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※とりいそぎ予告動画を元に作成。本編公開後に順次更新
→2021/12/08 更新完了しました。抜けているキャラもいると思いますがご容赦ください。
→2021/12/22 本編の解説&補足を追加しました。

2021年10月15日(アメリカは10月8日)より配信中の『Muppets Haunted Mansion: マペットのホーンテッドマンション』に登場するマペットと元ネタ(アトラクションでの役柄など)をまとめました。
※ゲスト出演者については別記事にて紹介しています→『Muppets Haunted Mansion: マペットのホーンテッドマンション』のゲスト出演者と役柄まとめ

予告動画

以下、DLR版:ディズニーランド・リゾート版(オリジナル版)、WDW版:ディズニーワールド版、TDL版:東京ディズニーランド版、DLP版:ディズニーランドパリ版のホーンテッドマンションを示します。

ハロウィンパーティー他

後にゴーストとして出演しているマペットもいますが、こちらは実体(本人)の方。

ゴンゾ/ペペ

今回の主役。ハロウィンパーティーを欠席し、ホーンテッドマンションで一夜を過ごすことになりますが…。

カーミット/ミス・ピギー

パーティーでお互いの仮装をしているシーンがあります。

フォジー/チップス/サボテン

ビデオチャットしているカーミットたちの後ろにいます。フォジーはバナナ、チップスはロボット(?)、サボテンはサンタ帽をかぶっています。

ルー・ジーランド/スクーター/スウェーディッシュ・シェフ

ルー・ジーランドは頭に矢が刺さっており、相棒の魚はルーの仮装をしています。

スクーターはエルビス・プレスリー。カボチャを追いかけるシェフはウォーキング・デッドのパロディです(参考:野外ライブステージ The Muppets Take the Bowl 特集(2)開催概要&ステージ前半 | Muppamiroh

ベヒーモス/トマトたち/フロイド/ビューティフル・デイ・モンスター/ペンギン/チキン

終盤のシーンで確認できるパーティー出席者たち。ベヒーモスはウサギ耳をつけています。

※解説&補足

車のナンバープレート
2 DIE 4 = To Die For = 素晴らしい。「そのためには死んでもいいくらい」という意味合いですが、この場合は不吉な言葉でもあります。

屋敷の門
番地924はジム・ヘンソンの誕生日からとっているようです。

墓場

墓守の犬

名前不明。喋ったりはしません。アトラクションでは墓守と一緒に震えています。

ゴースト

コーラスとして登場している白いゴーストのマペット。

※解説&補足

Rest In Piece
墓守が歌う曲。途中で胸像たちがアトラクションでお馴染みのGrim Grinning Ghostsを歌っています。死因が語られるゴーストたちもアトラクションの墓地が元ネタ。

本作のサントラ
Spotify等で配信されています。

エントランス

マミー/ダディー

「ダンダンダーン!」と驚かせにくる二人。ミイラがマミーでガイコツがダディー。キャラとしては初出ですが、マペット自体は『Muppet Treasure Island/マペットの宝島』に登場していたリアル・オールド・トムとデッド・トムの流用のようです。

※解説&補足

ゴーストホスト
アトラクションでもお馴染みゴーストホスト。本作では自己紹介時、GhostとHostのもじりであることがわかりやすいようかなり強調してます。

Welcome, foolish muppets.
DLR版などでお馴染みのセリフ。元はFoolish mortals.

フラッシュは使わないで…
これもアトラクションでお馴染みのセリフ。ライド(ドゥームバギー)に乗って割とすぐにゴーストホストが言っています。

伸びる部屋

プレショーの部屋。「部屋が伸びているのか、それとも諸君の目の錯覚なのか…」

ジャニス

伸びる絵。綱渡りの女性。

リンク・ホグスロブ/ドクター・ストレンジポーク/ミス・プーギー

伸びる絵。流砂に飲み込まれています。

クレイジー・ハリー

伸びる絵。ダイナマイトの樽に乗っています。

マナマナ&スノース

絵の下にあるキャンドルスタンド。アトラクションではガーゴイルの意匠になっているところがマナマナ、キャンドルがスノースたちになっています。

ヤギ

叫ぶヤギ。『Muppets Now!/マペット大集合!(第5話)』に出ていました。

※解説&補足

仲間たちがゴーストなどとして登場している理由
錯覚でそう見えているだけらしいです。強引!

暗闇の悲鳴
アトラクションでは伸びる部屋の最後に悲鳴が聞こえます。こちらはヤギですが。

4枚目の絵
絵はアトラクションでは4枚ありますが、ここでは3枚しか出てきません。屋根裏の花嫁が関連してくるため割愛されたと思われます。(詳しくは後述)

廊下

アトラクションではキューライン、また序盤にあたる部分。肖像画の構図はアトラクションに登場したものと同じです。

アニー・スー/ガファー

肖像画でソファに横たわっているブタの女の子アニー・スー(Annie Sue)と眼帯をつけた猫ガファー(Gaffer)はマペット・ショーに出ていたキャラクター。

ドクター・フィル

馬に乗った肖像画。ドクター・フィル(Dr. Phil van Neuter)は『Muppets Tonight/マペット放送局』に登場していたキャラクター。マペッツ関連作品には20年近く出演していませんでした。ボールルームのシーンではゴーストとしてテーブルの奥の方に登場しています。

ニュースマン/ヨランダ

肖像画。ニュースマンはTDL版のプレショーでもおなじみの肖像画(年老いていく男)、ヨランダはメデューサです。中央の船の絵はよく見えず。

ブンゼン&ビーカー

ずっとこちらを見てくる胸像。東京ディズニーランドでは図書室に飾られたゴーストライターとして紹介されます。ブンゼンに髪があるのは元ネタに合わせたものです。

※解説&補足

壁紙の模様
赤の壁紙がアニマル、紫の壁紙がゴンゾ、ペペ、デッドリー、ビーカーの柄になっています。
こちらからダウンロードできます。→Celebrate ‘Muppets Haunted Mansion’ With All-New Digital Wallpapers, Stickers, and more! | Disney Parks Blog

有名人の部屋

ぺぺが入り込んだ謎の部屋。

フラックル

フラックル(Frackle)はモブキャラ的な役割のモンスターたち。クチバシのような口にキバがあったり、いくつかパターンのあるデザインです。この後にも登場しています。

降霊会の部屋

アトラクションではマダム・レオタの水晶玉がある部屋です。

ミス・ピギー

マダム・レオタならぬピゴタ(Pigota)。アトラクションでは水晶玉の中で呪文を唱えている女性。

エレクトリック・メイヘム・バンド

ピゴタの降霊術を手伝う(?)ゴーストたちとして出演。ちなみにアトラクションではレオタの周りに楽器が浮いています。

ブッバ

降霊術の部屋の出口にいた、恰幅の良いネズミ。『Muppets from Space/ゴンゾ宇宙に帰る』に出ていました。ゴーストじゃなさそう。

スウィータム

降霊術の部屋を出たところでカートを押しながら廊下を爆走してきます。こちらもゴーストではなさそう。

※解説&補足

浮いている水晶
DLR版、WDW版では水晶は宙に浮いています。椅子にカラスがいるのもアトラクション準拠。周りに浮いている楽器の代わりにエレクトリック・メイヘムが出てきます。

エレクトリック・メイヘムの衣装
The Muppet Christmas Carol / マペットのクリスマス・キャロル』登場時のもの。この後も多くのキャラクターが同作の衣装を着て登場します。

Exat/エグザット
アトラクションの非常口イメージ?

ボールルーム

ゴーストたちがパーティーを開いている大きな部屋です。本作ではステージがあり、ステージデザインはマペット・ショーに準じたものになっています。以下、登場順に記述します。

チップス

シャンデリアのゴースト(Pickwick)として出演。アトラクションでも同じ位置にゴーストがいます。ワイングラスを掲げています。

ロビン/フラックルたち/ゴーストたち/ベヒーモス

ロビンはテーブルの上でハッピーバースデーと言っているので、アトラクションでバースデーケーキに息を吹きかけているゴーストに該当するようです。

ウェインとワンダ/ミス・カルティエ/ビューティフルデイ・モンスター/ベバリー・プルーム/ハワード・タブマン

踊っているゴーストたち。おばあさんのマペットは既存のカーター(Carter)を女性にしたミス・カルティエ(Miss Cartier)、七面鳥のベバリーは『Muppets Now/マペット大集合!』から登場したキャラクター。

ロルフ/ポップス/サム・イーグル

ロルフはパイプオルガンを演奏。ポップスとサムとは絵の中から現れる決闘者のゴースト。アトラクションでは撃ち合っていますが、こちらでは「銃を抜く(draw)」代わりに「絵を描く(draw)」ので平和。

フラックルたち/ジョー

テーブルとその周辺にいるゴーストたち。フラックルの中に映画『The Muppets/ザ・マペッツ』の特典映像に出てきていたJ. G. 等もいます。裁判官風の白いカツラをつけているのは『Muppets Now/マペット大集合!』から登場した弁護士のジョー。

カーミット

『マペットショー』ならぬ『マンション・ショー』のホスト役。Fiends, omens, and bogeymen はレディースアンドジェントルメンの代わり。

フォジー・ベア

ハットボックス・ゴースト役。フォジーではなくゴージー(Gauzey the Hatbox Bear)と紹介されています。元は、アトラクションではディズニーランド・リゾートのみ登場するキャラクターです。(詳しくは後述

スタトラー/ウォルドーフ

ゴースト。バルコニーの代わりにアトラクションの乗り物であるドゥームバギーに乗って現れます。内側にちゃんとスピーカーもついているようです。

スクーター/ドクター・フィル/クレイジー・ハリー/ビッグミーン・カール/ナイジェル/ポーキー/スウェーディッシュ・シェフ/ボーボー/ネズミたち

テーブル周辺にいるその他のゴースト。ナイジェル(Nigel)は『マペット・ショー』などで指揮者として登場していました。ポーキー(Pokey)は鼻の大きな面長のモンスター。あと、ネズミたちの中にリゾがいますが、演者の都合でセリフなし。

マービン・サグス/イカ/マルチ/ピラニア/ペンギンたち/チキンたち

マービンは歌の最初に登場。Muppaphoneの代わりに頭蓋骨で演奏しています。ぺぺをピラニアの水槽に入れようとしているのはマルチ(Mulch)、10数年ぶりの出演。歌の中でシェフが差し出す不気味なドリンクのカップは『Muppet Treasure Island/マペットの宝島』に出ていたエンジェル・モーリー(Angel Marie)の顔になっています。

※解説&補足

ペアで踊るゴーストたち
アトラクションネタでありつつ、マペット・ショーのコーナー再現でもあります。

歌が始まる前のゴーストホストのセリフ
We now invite you to sit back and relax, as our 999 residents proudly present… your funeral.『美女と野獣』晩餐会のパロディ。

Life Hereafter
2曲目。曲自体はマペット・ショーのテーマのオマージュになっています。終盤が特にわかりやすいです。横並びで歌うのもマペット・ショーから。

突然歌が中断する
アトラクションが乗降の都合などでよく止まるので、そのパロディ。

死因が「ケロっと」
原語ではCroaked(カエルの鳴き声。俗語で死ぬ、くたばる)

屋根裏

アトラクションでは墓場の前に通るところで、家具等が積まれており、花嫁のゴーストがいます。

ジョニー・フィアマ&サル・ミネラ

花嫁の元夫(ゴースト)とその相棒として出演。エンターテナーのジョニー(Johnny Fiama)と相棒のサル(Sal Minella)は『Muppets Tonight/マペット放送局(1996年)』に登場していたキャラクター。マペッツ関連作品には10年以上出演していませんでした。サル役はオリジナルと同じブライアン・ヘンソン(特別出演)です。

ルー・ジーランド/ボーレガード/ペンギン/ウォルター

花嫁の元夫(ゴースト)たちとして出演。ボーレガードはメガネをかけていたりして誰かわかりにくいです。

デッドリー

結婚立会人のゴーストとして登場。いつもとほぼ変わらないです。

※解説&補足

花嫁
名前はConstance Hatchaway/コンスタンス・ハッチャウェイ。夫を次々と殺していった女性で、DLR版およびWDW版準拠の設定。屋根裏はTDLにもありますが、DLR,WDWと様子が違うため同一人物か不明です。心臓のあたりが赤く光るのは共通。

花婿たちの写真
DLR版およびWDW版では同様の写真が屋根裏部屋に点在しており、花婿の首が消えていきます。本編でも部屋にあるウエディングケーキのトッパーの首が取れています。

伸びる部屋のシーン4枚目の絵
本来アトラクションにある4枚目の絵が本作に出てこなかったのは、老婆が座っている墓とコンスタンスの最後の夫ジョージが同一人物=老婆がコンスタンスであるとされているからだと思われます。

Tie the knot Tango
3曲目。Tie the knotは愛情の結びつきか、何かを締めることか。ペンギンに対する「子供も見てる(家族向けだ)」は『Muppet Treasure Island/マペットの宝島』を思いおこさせるセリフです。

999号室への廊下など

アトラクションの序盤にある、無限に続く廊下のイメージ。ドアが並んだ長い廊下や宙に浮くキャンドルはアトラクションにもあります。ドアがガタガタなるのも。

アンディ&ランディ

廊下の途中で現れる双子のゴースト(『シャイニング』のパロディ)役。『Muppets Tonight/マペット放送局』などに出ていたピギーの親戚です。なお、ドア中央の意匠はドグリオン(Doglion)

ピーウィー

グレート・マクガフィンの胸ポケットにいる、喋る魚。謎。

(詳細不明)植物のモンスター/動く鎧/螺旋階段のモンスター

廊下や屋根裏への階段に登場。詳細不明。

※解説&補足

老いていくゴンゾ
髭(?)が伸びたり鼻(?)がしおれたり。鼻(?)には骨があるようにも見えます。謎です。ちなみにゴンゾはどんな生物かはっきりとわかりません。一応『Muppets from Space/ゴンゾ宇宙に帰る』で語られてはいますが。

Hurry back
花嫁が最後に言っているセリフ。TDL版でも最後に出てきている小さいゴースト(花嫁ではなくレオタとされています)が同じことを言っています。

後ろにいる友達
アトラクションで最後に同乗してくるヒッチハイキングゴースト。TDL版などは人形ですが、WDW版では本作のようなCGになっています。

※参考動画・リンク

ハットボックス・ゴーストについて

今作のフォジーの元ネタとなったハットボックス・ゴーストは、ディズニーランド・リゾートのホーンテッドマンションで屋根裏の最後、墓場の手前に登場しています。フォジーの頭が移動するのもアトラクションのとおり。彼はオリジナル版のオープン時、ごく短期間のみ存在した幻のキャラで、2015年に最新技術で復活しました。詳細は下記の動画をどうぞ。


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