The Muppets/ザ・マペッツ映画・長編作品グッズ・音楽・書籍

ザ・マペッツ 歌詞の日本語訳(補足)

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ザ・マペッツのBlu-ray&DVD発売から一ヶ月!
感想を見ていると評価も上々なようで嬉しいですね。何度も楽しんでいる方がいらっしゃったりして。

さて、今回は日本語字幕版の公開時から構想していたネタです。
日本語と英語は時間あたりの情報量が全然違うのもあり、字幕だと拾い切れなかったり表現しづらい部分が多いんですよね。特に早口や歌など。今作は字幕より吹替えの方が元の英語に近い訳になっているのですが、残念ながら歌の部分は吹替えがなく、意訳っぽい物も多くなっています。また日本版のサウンドトラックが出ていないので、日本語の歌詞カードも存在していません。
この記事では、ミュージカル部分の歌詞をしっかり日本語訳してご紹介します!

・・・と行きたいところではありますが、元の歌詞だけでなく翻訳する場合にも著作権の問題が生じてきます(翻訳権などで検索してみてください)。あとフルで訳す自信もありませんので、日本語字幕の「補足」という形で記事を書かせていただきますね。

以下、サウンドトラックの収録順でご紹介します。日本語訳は私が解釈したもので間違っている可能性もありますので、コメントでご指摘いただけるとありがたいです。あまり補足いらないな、と思った曲は紹介していません。

1. The Muppet Show Theme – The Muppets

これがマペットショー!という象徴的な曲です。終盤の「ステキでキラキラで・・・」は英語だと「最高にセンセーショナルで心を揺さぶっておめでたくてマペット的な・・・」と大げさなことをいってます。

3. Life’s a Happy Song – Jason Segel, Amy Adams and Walter

スモールタウンの住民たちによるミュージカル。かなり早口なので、字幕はほぼ意訳というか、雰囲気訳になってます。側にいて一緒に歌ってくれる人の存在があるから幸せ、という曲。
ウォルターが「ひとりぼっちでいると、自分が3フィート(約0.9メートル)しか身長が無いように感じちゃう」というのは自虐ギャグ?
家を出てメアリーと合流するまでは、誰かが側にいてくれる日々のすばらしさを例える表現が続きます。ケーキとか。魚(の切り身)については字幕だと「ピチピチ」ですが、英語ではこじつけられず「そ、そうだね」とごまかしています。

5. Pictures in My Head – Kermit and The Muppets

ショーの再演に消極的なカーミットが、今となっては思い出の中、絵空事でしかない・・・と歌う曲。元々カーミットはこういう時に気弱になる性格で、にぎやかな仲間たちに引っ張られてきたんですよね。
シェフの料理については、「君のsmorgasbordなしでいるのが辛いと思うなんて驚きだよね」smorgasbordは日本で言うバイキング・ビュッフェで、シェフの個性的な料理でさえ懐かしくなった、という事だと思います。
またショーをやったとしても、逆に取り返しの付かないことになるんじゃないかとカーミットは恐れています。フォジーに言うunbearableというのは、(ジョークに)耐えられない、という言葉とbearをかけてます。それに対して「額縁」の中にいたフォジーが「枠にはめられてる(framed)からできないよ」と言ってるわけですよね。

15. Let’s Talk About Me – Chris Cooper

俺は金持ちだ!という自慢ソング。フルバージョンは過去の悲しい出来事も含まれますが、映画だと自慢ばっかりです。ナチョス大盛りにチェダーチーズいっぱいかけるぜ!みたいな。「映画スターも・・・」というのはロバート・デニーロとdinero(お金)をかけてるみたいです。「札束で焚き火・・・」はdough(パン生地)が俗語でお金を表すこととパンを焼くことをかけてますが、私の英語力ではうまく訳せませんでした。真面目だからジョークもまわりくどいんですかね、彼・・・。最後に突然、マペットはもう夢を諦めろよ、でシメ。

18. Man or Muppet – Jason Segel and Walter

今まで一緒に居ることでお互い現実逃避してきた面のあるゲイリーとウォルターが、自分自身を見つめなおすという曲。
この曲に関しては、muppetを「ぬいぐるみ」と訳してる箇所があって個人的にすごく気になります。怪獣と恐竜を混同するようなものでは・・・。

24. Rainbow Connection – The Muppets

超名曲。この曲はカーペンターズがカバーしていて、ちゃんとした日本語訳もネット上で見つかります。映画では途中が聞こえませんが、是非フルバージョンでチェックしてみてください。

28. Life’s a Happy Song Finale – Entire Cast

序盤と違って、みんなが一緒にいてくれる、みんなと一緒にいたい、という意味になっています。マペットを待ってるファンや仲間たちですね。

英語版の歌詞は曲名に”Lyrics”をつけて検索すると見つけられます。できれば日本語吹替えでも歌が聞きたかったんですけれど。TV放映時とか何かのタイミングでやってくれればいいなあ。それではまた~!

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