『Jim Henson’s The StoryTeller/ジム・ヘンソンのストーリーテラー(1987年)』が、初めてBlu-ray形式でリリースされることが決まりました。本作品は海外ではデジタル配信で観られるものの、日本国内ではDVDがすでに廃盤になっていて、中古市場では高値で取引されています。そのため、気軽に視聴するのが難しい状況でした。今回のBlu-ray化はファンにとっては嬉しい知らせですが、購入する際にはいくつか注意点があります。
※(2025/06/17)UK版の発売情報について追記。記事タイトル変更しました。
発売情報(オーストラリア版)
オーストラリアのVia Vision Entertainmentより、2025年8月25日に発売が予定されています。
画質およびその他の仕様について
今回発売されるBlu-rayの画質およびその他の技術仕様は以下の通りです。(※2025/05/31確認・Via Vision EntertainmentおよびBlu-ray.comより)
- 映像コーデック: MPEG-4 AVC
- 解像度: 1080p
- オリジナルアスペクト比: 1.33:1
- ディスクの種類: 2K Blu-ray
- ディスク枚数: 2枚
- 収録時間: 311分
- 字幕: なし
オリジナル版の9話とギリシャ神話編4話が収録。マスター(HD画質)からアップコンバートなしで収録されているようです。また字幕が「なし」のため、英語音声のみでの視聴となる点に注意してください。
リージョンコードおよび日本国内での再生互換性について
特筆すべき点として、本Blu-rayのリージョン情報が現時点で確認されておらず、オーストラリアに合わせられていればリージョンBに設定されていると思われます。
Blu-rayディスクには地域ごとの再生制限を目的とした「リージョンコード」があり、リージョンBは主にヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、中東地域を対象とします。日本国内で一般的に流通するBlu-rayプレーヤーは、大半がリージョンA(北米、南米、東南アジア、日本、韓国など)に設定されています。
したがって、リージョンBのディスクは、リージョンフリー(全てのリージョンコードのディスクを再生可能な)プレーヤーを所有していない限り、日本国内の一般的な再生機器では再生できない可能性が高いことに注意してください。
ただし、同メーカーのソフトはリージョンフリーであることも多いらしいので、また確認でき次第こちらの記事でお知らせします。
購入方法
Via Vision Entertainment(公式通販)から直接購入可能です。国内の通販でも取り扱いがあるかもしれません。
発売情報(UK版)
上記とは別に、英国のFabulous Filmsからも2025年8月11日に発売されるようです。
The Storyteller – Fabulous Films
画質・リージョンおよびその他の仕様について
今回発売されるBlu-rayの画質およびその他の技術仕様は以下の通りです。(※2025/06/17確認・Fabulous FilmsおよびBlu-ray.comより)
- 映像コーデック: MPEG-4 AVC
- 解像度: 1080p
- オリジナルアスペクト比: 1.33:1
- ディスクの種類: 2K Blu-ray
- ディスク枚数: 2枚
- 収録時間: 310分
- 字幕: なし
オリジナル版の9話とギリシャ神話編4話が収録。オーストラリア版とほぼ同仕様です。字幕が「なし」のため、英語音声のみでの視聴となる点に注意してください。
また、リージョン情報は現時点で確認されておらず、おそらくリージョンBに設定されていると思われます。
参考:Jim Henson’s The StoryTeller: The Complete Collection – Special Edition Blu-ray | Via Vision Entertainment
Jim Henson’s The Storyteller: The Complete Collection Blu-ray (Australia)
Jim Henson’s The Storyteller: The Complete Collection Blu-ray (United Kingdom)



