AXNでの第1話試写も終わりましたので、ぼちぼち各話のデータを載せていこうと思います。ネタがわかりにくい部分や日本語字幕のフォローが主です。
※セリフの解釈など「フラグルのしっぽ」管理人の笙野みかげさんにご協力いただきました。ありがとうございます!
シーズン1 第1話(ep101) Pig Girls Don’t Cry
あらすじ
カーミットは「元カノ」ピギーが主役を務める深夜トーク番組のプロデューサーとして忙しい日々を送っていた。制作スタッフはフォジー、ゴンゾなどかつてのマペット・ショーの仲間がメイン。ドキュメンタリーの取材でスタジオ外にもカメラが向けられ、今まで明かされなかった彼らのプライベートが明らかになっていく。
カーミットとピギー
ピギーと別れて数カ月、カーミットは依然彼女のワガママに振り回され、なんと今回のゲストであるエリザベス・バンクスを降板させろと言われる。番組はどうなってしまうのか。何故ピギーは彼女を嫌うのか。
フォジー、彼女の両親に会う
フォジーとしてはめずらしく長続きしている彼女、ベッキー。両親にいい印象を持ってもらおうと奮闘するが、クマと人間の交際はなかなか認めてもらえないようだ。
タイトルについて
Pig Girls Don’t Cry/ミス・ピギーは泣かない
FergieのBig Girls Don’t Cryという曲が元ネタ。日本語タイトルだとピギーだけにされてますが、もう一人のブタであるデニースも含まれているかもしれません。
本人役での出演ゲスト
- エリザベス・バンクス…女優。彼女の出演映画は「ピッチ・パーフェクト2」(アメリカでは2015年4月公開)。あの出来事の起きた時期が推測できます。字幕版では彼女の名前だけになってましたけど。
- トム・バージェロン…タレント。番組用のネタとして出された”Dancing with the Czars(ロシア皇帝とダンス)”は、彼が”Dancing with the Stars”というダンスバトル番組の司会をしているため。
- トレーシー・アンダーソン…芸能人のトレーナーとして有名な女性。1シーンだけの出演。
- イマジン・ドラゴンズ…ロックバンド。トーク番組の音楽ゲスト。
注目マペット
この作品は旧作に比べて女性(マペットに限らず)の活躍が目立ちます。
- デニース…カーミットの新しい彼女。どういう子なのかは今後のストーリーをお楽しみに。
- ヨランダ・ラット…ネズミの女の子。別にリゾと付き合っているわけではなさそう。サバサバした性格。
ーーー以下ネタバレーーー
ネタと日本語字幕の補足
字幕に反映されていないこと、またはジョークや意味の解釈に関することです。
寝ぼけたズートの勘違い
自己紹介から始まるミーティングというと、何かしらカウンセリング的なものを想像しますが、ズートが勘違いしたのはアルコール依存症のミーティングみたいです。(参考: The Muppets Episode 1: Pig Girls Don’t Cry (A Spoiler-Full Review) « Muppet Fans Who Grew Up – Tough Pigs Alcoholics Anonymous – Wikipedia, the free encyclopedia)
サムに指摘された「不適切な言葉」
Crotchety(気難しい)、Twiddle(手でいじる)、Gesticulate(身振り手振り)
ピギーの番組名
“Up Late with Miss Piggy(ミス・ピギーと夜更かし)”
フォジーのギャグに呆れるスタトラー
フォジー「観客をジョークでウォームアップさせるのが役目です。アー!(腰を回す)」
スタトラー「なんてこった。俺たち低体温症(冬眠)で死にそうだ」※クマの冬眠にかけている?
ピギーのワガママ
自分が捨ててるゴミを管理人に知られたくないので、私のプライベートなゴミの上に一般的なゴミの層を置いて。
楽屋にあるライラックから十分にライラックっぽい香りがしない。
カーミット「ライラックの神に話してみるよ」
フォジーがサーモンを買っているのは…
原語だと「ぼくはいつもコストコで買ってます」字幕は店名が出てませんでした。
デニースとの関係を聞かれるカーミット
AXNの字幕ではあからさまな下ネタにされており残念。
原語は「She runs marketing for the network, and and and we were at a cross-promotional synergy meeting and we ended up, uh Cross-promoting.」「彼女はネットワークマーケティングをやってて、で、僕らはクロスプロモーションのミーティングで、そうなったんだ、ああ、「クロス」プロモーションね…」といった感じ。オヤジギャグとか、含みのある言い方、という程度に捉えるのがいいのではないでしょうか。直接的な下ネタはマペッツ作品ではまず、無いです。(2011年の映画でフォジーが履いてた「おなら靴」でさえファンの間で非難されてたぐらいです)
ちなみに今後のお話でも男女関係を匂わすようなネタはありますが、直接的な言葉はありません。
ピギーがエリザベスを嫌う理由
カーミットとピギーの破局について、回想シーンではなく過去に撮影された映像という扱いになっていました。さらに、ネット中で話題になったとも。とすると、ピギーがエリザベスを嫌う理由、デニースが本当のことを気づいていてもおかしくありません。タイトルのPig Girlsには彼女の不安な気持ちも入っているのかも。
また2話以降のあらすじも掲載予定です!
The Muppets(ザ・マペッツ)シーズン1 作品レビュー 一覧
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