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『マペットのクリスマス・キャロル』30周年を記念した完全版、Disney+配信開始

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D23 Expo 2022でアナウンスがあったとおり、Disney+で『マペットのクリスマス・キャロル』30周年を記念した完全版の配信が開始されました。

完全版の視聴方法

日本でも、特に公式アナウンスは無いですが2022/12/10から視聴可能となりました。
アメリカと同様に特典映像扱いなので、視聴する際はDisney+で『マペットのクリスマス・キャロル』を表示→「特典映像」タブから『マペットのクリスマス・キャロル(完全版)』を選択する必要があります。

通常版と完全版の違い

後述のとおり、今までカットされていた場面が1箇所追加されています。その分、トータル時間が2分増えて1時間29分になっています。また、字幕版のみで吹替はありません。その他は特に変更はないようです。

以下、作品内容に触れる部分があります。
通常版を含む本編を未視聴の方はご注意ください。

“When Love Is Gone” 歌唱シーンの追加

青年時代のスクルージと恋人ベルのすれ違いと別れ。通常版では会話の後ベルが去り、現在のスクルージが涙目でその様子を見つめます。このシーンには元々 “When Love Is Gone” という曲が入っていたものの、ファミリー層に合わないとの意見でカットされていました(参照:When Love Is Gone | Muppet Wiki | Fandom)。サウンドトラックや特典映像で聞くことはできたのですが、今回の完全版で本編に組み込まれました。

該当シーンではベルが心情を歌う途中から現在のスクルージが加わり、青年時代の後悔と悲しみが更に印象に残るようになっています。また、フィナーレで皆が歌う “The Love We Found” はこの曲のアレンジになっており、スクルージが過去に失った愛の思い出と対照になっていることがわかります。

なおサウンドトラックでは本編で使われなかったブンゼン&ビーカー、サムの歌も聞くことができます。

Spotifyで配信中の英語版サウンドトラック

関連:30周年記念対談

『マペットのクリスマス・キャロル』30周年に合わせた対談がEntertainment Weeklyにて公開されています。※英語のみ。

俳優・作家のブレット・ゴールドスタインがカーミット、ロビン、ピギー、ゴンゾにインタビュー。撮影時の思い出、好きな場面や曲などについて聞いています。最後の方で少し歌う場面もあります。

The Muppets sit down with Brett Goldstein to reminisce about making 'The Muppet Christmas Carol'

参考:『マペットのクリスマス・キャロル』について

作品紹介は下記記事をご覧ください。

The Muppet Christmas Carol/マペットのクリスマス・キャロル(1992年) | Muppamiroh
予告編
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