ディズニーのステージショーを担当する会社Disney Theatrical Prodactionsが同社の従業員や関係者向けに、ザ・マペッツのライブステージショーをテスト上演した、というニュースが出ています。
Disney Theatrical Eyeing Muppets On Stage (EXCLUSIVE) | Variety
ごく少数のセットに85以上のマペットたちが登場し、カーミットの”Rainbow Connection”を含む既存のマペット演目の短縮版が15分ほどテスト上演されたそうです。
舞台版に関しては昨年7月にTHEMUPPETSONBROADWAY.COM と THEMUPPETSONTOUR.COMのドメイン取得があったことから噂になっていました。(The Muppet Mindset: News Update: July 27, 2012 参照)
現時点ではAlex Timbers監督(ミュージカル版「ピーターと星の守護団」「ロッキー」等)が関わっており、将来的にNYでの上演を目指していますが、あくまでもごく初期の調査段階のようです。
編集不可能なライブショーでは観客の視線やマペット(+操演者)の動きをうまくごまかす必要があります。体を隠した状態でのマペット操演は基本的に、腕を高く上げてモニターで確認しながら演技するという無理な体勢をとる必要があり、これを長時間の舞台でやることができるのか、また殆どのキャラは人間より小さく表情を見せづらいし、舞台上を動き回るにも制約がある、など課題は多そうです。
かなり大きい劇場での例になりますが、2012年にNYのCarnegie Hallで行われたJim Henson’s Musical Worldではオーケストラを背にして左右に暗幕があり、その後ろで操演されていました。
さすがに二階席からだとよくわかりませんね。
AVENUE Q のように全身を見せちゃう手もありますが・・・
まだ「こんな感じでやりたいんだけどどうよ?」という段階みたいなので、今後の情報に期待します!