2018年7月、ロンドンのThe O2アリーナで行われたThe Muppets take The O2とはどんなイベントだったのか、野外ライブステージ The Muppets take The O2 特集(1)開催概要、関連記事、野外ライブステージ The Muppets take The O2 特集(2)ステージ前半に続いて紹介していきたいと思います。
ステージ(後半)
詳細な内容。2017年ハリウッド公演The Muppets Take the Bowlにかなり近い構成です。
以降、上記公演の記事を元に演目順に掲載していきます。なお、※マークでハリウッド公演からの主な変更点を示しています。
動画は主にハリウッド公演ステージ後半の記事と被らない部分を掲載します。
後半スタート前にChip登場
※動画未確認。追加ネタ?
スタトラー&ウォルドーフのコメント。
“Bohemian Rhapsody” (1975年、Queen)のライブ版。2009年に制作されたMVからアレンジされてます(登場キャラクターなど)。ギャグは大体一緒。(参考 Bohemian Rhapsody | Muppet Music Video | The Muppets – YouTube)
舞台裏から、ニュースマンによる速報などショートコント的な映像コーナー。
※ボーレガードの後にリュー・ジーランドがブーメランフィッシュ目線の「魚眼レンズ」を披露するコーナー追加。
超マペッツファンのため、ずっと出ていなかったマペットキャラの大行進というサービス。以下、順番に紹介します。キャラ名のリンク先はMuppetwikiです。
・Nigel…マペットショーに出ていた指揮者。
・Happy Yellow Creature…マペットショーの名スケッチHugga Wuggaに出てきた黄色いクリーチャー。ザ・マペッツ2でコンスタンチンの歌で”Thingy-Thing”と言われていた癒やしキャラ。
・Beautiful Day Monster…マペットショー以前からいる古参マペット。セサミストリートにも出ていた時期があります。最近の作品にもモブ扱いで出てます。
・Old Tom…マペットの宝島に出ていた爺さん海賊。映画ではReal Old Tom(さらに爺さんのトム)、Dead Tom(白骨死体のトム)というキャラもいました。
・Crazy Harry…爆破大好きキャラ。ザ・マペッツなどにも出ています。※
・Miss Poogy…ザ・マペッツ/ザ・マペッツ2に出ていた偽ピギー。※
・Pops…マペットショーでステージの裏方にいた爺さん。最近の作品にもモブ扱いで出てます。
・Marvin Suggs…Muppaphoneというマペット楽器?を叩く音楽家。最近の作品にもモブ扱いで出てます。※
以上です。※は今回追加、変更になったキャラです。
続いてピギーが自分の出番について抗議しに来て空手チョップをお見舞い。
“The Blue Danube(美しく青きドナウ)” で踊るオバケ(BlueとBooをかけてます)。
Dr.ブンゼンとビーカー登場。新技術のプレゼンで、クラウドに送り込まれるビーカー。
ロルフの弾き語り”Maybe It’s Because I’m a Londoner.”(Hubert Greggの曲、1947年ごろ)
後半には仲間の犬たちが追加。マペットショーでも犬たちが歌っていました。
※追加ネタ
フォジーが2分間ジョーク数の記録に挑戦。舞台裏のフォジーが映し出されますが、トラブルに巻き込まれたりして、ワードローブから謎の空間へ。コメディアンのCraig Lowが扮する半獣のキャラクターに遭遇(ナルニア国物語ネタ)。
※ハリウッド公演ではJimmy Kimmelの番組に迷い込んでいました。
失敗に落ち込むフォジーをなぐさめた司会のボブ、一緒にスケッチをやることに。
スタトラー&ウォルドーフのコメント。
カーミットとスクーターの元にサッカーボールが泣きながら現れます。
※ワールドカップ関連でネタ変更。
スウェーディッシュシェフのクッキング。
※ネタ(料理)変更。また、公演によって出演するゲストが変わっています。
13日はKevin Bishopがゲスト。マペットの宝島に子役として出演しており、22年ぶりの共演として話題に。(参考 Muppet Treasure Island/マペットの宝島(1996年) | PAMI-roh)こちらはゲストが聞き役という感じです。
14日はコメディアンのAdam Hillsがゲスト。こちらは積極的に絡んでいます。
ウェインとワンダのデュエット再び。曲目は ”(Sittin’ On) The Dock of the Bay”(1968年)。やはり妨害される。
ピギーがこの後やる予定のパフォーマンスについてインタビューを受けていたところ、デッドリーが割り込んでくる。
インタビュアーの “The Daily Scandal” はマペットショーに出てきたネタ。
※元はスウェーディッシュシェフのネタより前に入っていました。
ゴンゾによるスタント…ではなくてイリュージョン。
※ネタ部分変更
マナマナ。
※映像コーナーがなくなり、ゲスト登壇に変更。
13日は歌手・俳優のKylie Minogueがゲスト。
14日は本公演の司会、Bobby Moynihanが参加。
デッドリーの紹介からようやくミス・ピギーのステージ開始。曲目はAdeleの “Hello” で、以前ピギー主演のMVも公開されてました。(動画が見づらいのでいいのあったら差し替えます)
リハーサルをサボったためステージ上で翻弄されるピギー。文楽のような2人がかりの操演から離れ業までダイナミックなダンス?が見られます。
時間かせぎしようとするスクーターとボーボーのやりとりに続き、
言わずと知れた”The Rainbow Connection” と、映画The Muppet Movie/マペットの夢見るハリウッド(1979年)の “The Magic Store” をみんなで歌います。
※13日、14日とも当日のゲストたちが登場しています。ハリウッド公演はこの後に花火がありました。
アンコールはThe Beatlesの “With a Little Help from My Friends(1967年)”
最後にはマペットパフォーマーも出演者として紹介されています。
※映像変更。フォジーが落としていったネタ帳を読む役がCraig Lowに変更。
こちらも合わせてどうぞ。
複数動画をまとめたフルバージョン
The Muppets Take The O2 – Full Show – YouTube
ステージ最前列に近い席から取られたまとめ動画
The Muppets Take the O2 – YouTube
ハリウッド公演では背後にオーケストラがおり、指揮者もネタに絡んだりしていました。またフィナーレの花火もウリでした。
ロンドン公演は大まかな流れは同じですが、オーケストラと花火がない代わりにゲストが増え、ネタを入れ替えたりしています。
まさか2年連続でこのような豪華なステージイベントが開催されるとは思っていませんでした。マペッツとして実写の映像作品はほぼ休止状態ですが、今後新作の予定もあるようです。その前にこれらの公演も映像化されると良いですね。
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