Disney+で配信中のオリジナル作品『Earth to Ned/宇宙人ネッドのトークショー』
同番組のメイキングがUnreal Engineの公式サイトで公開されています。
パペットとリアルタイムCGの融合
Epic GamesのゲームエンジンUnreal Engineは現在ゲームだけでなく映像分野でも広く使われています。公式サイトおよび動画ではジム・ヘンソン・カンパニーにおけるコンピューターグラフィックス(CG)活用の歴史と、『Earth to Ned/宇宙人ネッドのトークショー』での例を紹介しています。
番組内ではパペットとアニマトロニクスで制作されたネッドとコーネリアス、クロッドが実際にゲストとトークをしているのですが、CGキャラクターである人工知能ベティもパペティアが操作するCG映像をセット内でリアルタイム表示させています。セットでは平面上に映し出されますが、カメラ位置と連動しパララックス(視差効果)で立体的に見せています。(動画参照)
なお、Disney+『ディズニーの舞台裏/Disney Insider』でも同作品のメイキングを見ることができます。
ジム・ヘンソン・カンパニーにおけるCG活用について
Unreal Engineの記事や動画で説明されているように、ジム・ヘンソン・カンパニーは1994年から本格的にCGの活用を始めていますが、ジム・ヘンソン存命時の1989年には既にパペティアの動きをCGキャラクターに反映させる試みがされています。下記動画に登場しているWaldo C. Graphicの活躍は、ディズニーパークのアトラクション『Muppet*Vision 3D/マペットビジョン3D』で見ることができます。
その後もパフォーマンスキャプチャーと組み合わせたアニメーション作品などが作られ、現在に続いています。
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