ネタがわかりにくい部分や日本語字幕のフォローを主に書きます。
シーズン1 第7話(ep107) Pig’s in a Blackout
あらすじ
カーミット、倒れる
度重なるトラブルに耐え切れず倒れてしまうカーミット。ピギーとデニースの二人から休養を勧められたカーミットは、マリブでヨガ教室に参加。ストレス解消を試みるが。
プロデューサー代行
カーミットから代行に指名されたスクーター。今日は厄日なのか、まだまだトラブルが続く。彼らは無事に番組を放送することができるか。
タイトルについて
Pig’s in a Blackout/お先 真っ暗
Pigs in a blanketというソーセージパンと、暗転や失神を意味するBlackout。
ーーー以下ネタバレーーー
本人役での出演ゲスト
- ジェイソン・ベイトマン…俳優。最近の出演作品はズートピア(ニック・ワイルド)。カーミットとは映画「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」で共演済み。Kermit the Frogに対し、Jason the Batemanと言い返されてますね。その後の役割も結構ひどい。※この話はフィクションです
- ペンタトニックス…電気不要のバンドことアカペラグループ。
注目マペット
- スクーター…最近変なところばかり目立った彼ですが、カーミットには何かと任されることが多く、今回も張り切っています。
- ゴンゾ…ここぞという時にいい事言ってくれるキャラなんです。今回の役割はファンとして嬉しかったです。
- ロルフ…彼も昔から、カーミットの相談に乗ってくれるキャラ。マペットムービーのオマージュになっていて、これまた嬉しかったです。
ネタと日本語字幕の補足
字幕に反映されていないこと、またはジョークや意味の解釈に関すること、あと気になるところ。
ピギーとデニース直接対決
カーミットの危機にかけつけた、元恋人および恋人。二人が初めてまともに話をしています。誰よりも長い付き合いがあったピギーと、今の恋人デニース。二人の意見が一致(?)したところに、カーミットの魅力があるみたいですね。
カーミット
注目マペットにあえて入れませんでしたが、今回の主役は彼です。カーミットの不在から展開するストーリーというのは、マペッツで何度も使われています。ピンチを変えてくれたのも定番のキャラクター。今までにない描写が多かったからこそ、彼らの行動が更に引き立った気がします。あとラストシーンの美しさも。
その他
skosh …アイスコーヒーが飲みたいというヨランダにスクーターが言った「少し暑いよね」、原語では It is a skosh toasty in here. で、skosh は日本語の「少し」から来たスラング。Holy-moly(なんてこった)とかスクーターの言葉遣いはちょっと変わってますね。
swampy…ヨランダがカーミットはswampy(沼っぽいの)が好きなんだと言ってます。前々からカーミットのオフィスでは常に加湿器が使われてます。
何でも彼(カーミット)の好みに合わせる必要は…原語ではHe also eats crickets for breakfast. (彼はまた朝食にコオロギを食べる)That doesn’t mean we have to. で、カーミットの昆虫食ネタ。
ブンゼンが追われた大学… Berkeleyと言っているので、カリフォルニア大学バークレー校かと思われます。
バンジョー…よく見ると、指が動くだけでなく弦をつまびいてもいます。弾いてるんだから当然ですが。どうやってるんでしょう。
以降のあらすじも掲載予定です!
The Muppets(ザ・マペッツ)シーズン1 作品レビュー 一覧
※セリフの解釈など相談にのっていただいた皆様、ありがとうございます。もし間違っているところなどございましたら、コメントからご指摘いただけると助かります。
おまけ
マペットムービーで、ロルフとカーミットが初めて出会ったシーン。