The Muppets/ザ・マペッツキャラクター総合情報

ザ・マペッツ(The Muppets) 主なキャラクター紹介

  • 「ザ・マペッツ/The Muppets 特集(4)主なキャラクター紹介」として公開していた記事をリニューアルしたものです。
  • 順次、加筆修正していきます。
  • あくまでも個人的見解での紹介となりますのでご了承ください。

ザ・マペッツ(The Muppets)について

キャラクターブランドとして

カーミットやミス・ピギーなど、 『The Muppet Show/マペット・ショー』およびそれに続く作品のキャラクターたちは “ザ・マペッツ(The Muppets)” というブランド名で活動しています。

名称としてのマペット(Muppet)にはセサミストリートなど別作品のマペットキャラクターも含まれますが、ザ・マペッツ(The Muppets)は現在ディズニーが所有しているキャラクターブランドです。

日本では “ザ・マペッツ” の他に “マペッツ” および “マペット” も使われています。詳細は下記記事をご覧ください。

グループとして

“ザ・マペッツ(The Muppets)” はマペットのパフォーマンスグループで、1970年代からテレビのショー番組や映画に出演しています。音楽、ダンス、演劇、コメディからスタント、料理、サイエンス、各種企画運営まで、幅広い分野を得意とする仲間たちが存在しています。
※映画『The Muppets/ザ・マペッツ(2011年)』では一度解散している描写がありましたが、実際は継続して活動しています。

代表的なキャラクター

カーミット(Kermit the frog)

ジム・ヘンソン初期作品からの常連キャラクターで、世界一有名なカエルと言われています。過去にはセサミストリートにも出演していました。
優しくて心配性、苦労性なところがありますが、個性的なマペットたちのまとめ役が務まるのは彼だけで、皆に慕われています。
歌手としてはバンジョーの弾き語りをすることが多く、最初の映画で披露した歌『レインボー・コネクション』は後にカーペンターズなどにもカバーされた超名曲です。

ミス・ピギー(Miss Piggy)

歌姫であり女優。かなり気が強く自己中心的で、ゲスト女性の出番を取ろうとすることも。特技は空手チョップ。ブタなのでハムやベーコンといった単語に敏感。自分の事をmoiと言ったり、フランス語まじりで喋ります。多彩な衣装やヘアスタイルも見所。

長年カーミットを溺愛するキャラクターとして知られていましたが、The Muppets(TV Series)/ザ・マペッツ(TVシリーズ)(2015年)放映前に破局。2020年現在、仲は悪くないものの、あくまでも『元カレ/元カノ』関係のままになっています。

フォジー(Fozzie Bear)

常に笑いを求める生粋のコメディアンであるクマ。基本的にスタンドアップコメディで、登場時などに『ワカワカ(Wocka Wocka)』と言うのが持ちネタ・口癖。耳をパタパタさせるのも特徴。

カーミットから怒られることも多いけれど、2人はデビュー直前からの親友です。

ゴンゾ(Gonzo)

別名グレートゴンゾ(The Great Gonzo)。パフォーマンスアーティスト。自ら大砲で発射されるなど命知らずのスタント芸をすることが多く、独特のセンスの持ち主。マペット・ショーでは毎回オープニングのオチを担当していました。ガールフレンドは鶏のカミラ。変わり者ではあるのですが、優しく繊細なところも魅力。

マペットの種族として特定の動物などではなく、Whatever(何か)とされています。主演映画『Muppets from Space/ゴンゾ宇宙に帰る(1996年)』では意外な出自が語られますが、あくまでも映画の設定なのか、その後もWhateverが使われています。

エレクトリック・メイヘム(Dr.Teeth and the Electric Mayhem)

ロックからジャズまで手掛けるバンド。

詳細は下記記事をご覧ください。

ロルフ(Rowlf the Dog)

ジム・ヘンソン初期作品からのキャラクターで、ピアニストのイヌ。渋いボーカルで弾き語りを披露したり、演奏しながらポエムを読んだり。曲目はジャズからクラシックまで様々。カーミットと相性がよく、アドバイスをすることも。ザ・マペッツの中では比較的落ち着いたキャラクターです。

リゾ(Rizzo the Rat)

したたかな性格のネズミ。せっかちですが、マイペースなゴンゾと親友で名コンビ。後述のペペは悪友で、一緒に悪ふざけをすることがよくあります。ザ・マペッツでは役者としての活動や裏方が多いです。

ペペ(Pepe the King Prawn)

スペイン訛りの英語で喋る、6本の長い手足を持つエビ。女性好きな遊び人。Prawnとは小エビではなくクルマエビに該当。1990年代に登場したキャラクターで、マペットとしてはリゾと並んで小型。

スクーター(Scooter)

メガネをかけた、人間型のマペット。生真面目な性格だがちょっとズレているところあり。カーミットのことを『チーフ』と呼び、補佐的な役割をしています。裏方としてタイムキーパーをしたり、近年はデジタル面でのサポートなどもしていますが、カーミットの代わりに表に出たりパフォーマンスをすることもあります。

スウェーディッシュ・シェフ(The Swedish Chef)

スウェーデン語もどきを喋る料理人。器具を投げたり包丁を振り回したりする豪快な調理が特徴で、生きた(マペットの)食材を追い掛け回したり、報復を受けたりする姿もよく見られます。ショーではお料理コーナーを担当。なお、両手は実際の人間の手そのままになっています。

マペット・ラボ(Muppet Labs)

ザ・マペッツの中で発明品のプレゼンを行うドクターと助手。

ドクター・ブンゼン・ハニーデュー(Dr. Bunsen Honeydew)…科学者、発明家。メガネをかけているが目が無い不思議なマペット。薬品から機械まで、数々の変わった発明品を披露する。ショーでプレゼンを行い大体酷いことになる、自覚の無いトラブルメーカーといったところ。発明品が大いに役立つこともあります。
ビーカー(Beaker)…アシスタント。ブンゼンの実験に巻き込まれて災難に遭うのがお約束。でもかなり献身的で健気。甲高い”Meee” “Meep”といった声しか出せないため、コーラスに起用されることもしばしば。

サム(Sam the Eagle)

アメリカの象徴であるワシ。愛国家。真面目な堅物で、冗談があまり通じない。かなりのマイペース。

スタトラー&ウォルドーフ(Statler and Waldorf)

マペット・ショーのバルコニー席から野次を飛ばしている2人組の老人。

スタトラー(Statler)…鷲鼻で銀髪。
ウォルドーフ(Waldorf)…丸顔で白髪、髭がある。

出演者(特にフォジー)をおちょくったり、各コーナーの終わりに文句を言ったりするひねくれ者。実質的なオチ担当になることも多い。野次ってばかりだが彼らなりにショーを楽しんでいる様子。ショーに出演することもたまにありますが、基本的には常連客という扱いです。

デッドリー(Uncle Deadly)

爬虫類のような見た目のマペット。かつて「マペット・ショーの怪人(the Phantom of the Muppet Show)」と呼ばれていたように、恐ろしげな喋り方をする。マペット・ショーから2011年の映画『The Muppets/ザ・マペッツ』で敵側のキャラクターとして登場して以降、2015年の『The Muppets(TV Series)/ザ・マペッツ(TVシリーズ)』からはミス・ピギーのスタイリストおよび友人として活躍中。それ以前は割とマイナーなキャラクターでした。

ウォルター(Walter)

2011年の映画『The Muppets/ザ・マペッツ』から登場したキャラクター。ザ・マペッツのファンのマペットで、特にカーミットを敬愛。その後はザ・マペッツのメンバーとして活動中。

スウィータム(Sweetums)

長い毛に覆われた巨大(人物大)なマペット。恐ろしげな外見に反し、温厚な性格。

ロビン(Robin the Frog)

カーミットの甥っ子の小さなカエル。純真な性格で、ショーで歌声を披露したりカーミットと共演することも多い。ザ・マペッツの良心的な存在。


この他のキャラクターも順次追加していきます。

参考Muppet Wiki | Fandom、ザ・マペッツ出演作品)

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