作品情報
原題 | The Muppets Take Manhattan |
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邦題 | マペット めざせブロードウェイ! |
シリーズ・ブランド | ザ・マペッツ |
カテゴリー | 映画・長編 |
概要 |
1984年 / 94分 大学ミュージカルで人気を博していたカーミット、ピギーたちはブロードウェイでの活躍を目指してニューヨークへ。しかし現実は厳しく、活動資金を得るためそれぞれ仕事を探すが…。 |
映像ソフト・配信 *1 | 北米:Blu-ray, DVD
日本: ※U-NEXT配信。
LD,VHSあり。Netflix配信歴あり
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国内放送歴など/日本語吹替 *2 | ケーブルテレビ・有料チャンネル / 吹替あり |
関連ブログ記事 | 『The Muppets Take Manhattan/マペット めざせブロードウェイ!(1984年)』4K UHD Blu-ray発売 | Muppamiroh |
参考リンク | The Muppets Take Manhattan | Muppet Wiki | Fandom |
関連商品など | |
*1)北米Blu-rayは日本国内向け再生機器で視聴可・北米DVDは基本不可。北米配信は基本日本国内視聴不可。配信は終了している場合あり。LDおよびVHSについては記載していない場合あり。 *2)放送素材、吹替素材が現存しないもの含む。 |
The Muppets Take Manhattan (1984) – IMDb
「The Muppet Movie/マペットの夢見るハリウッド(1979年)」「The Great Muppet Caper/マペットの大冒険 宝石泥棒をつかまえろ!(1981年)」に続く、3作目のマペット主演映画。フランク・オズの初監督作品です。
過去2作は冒頭や途中にメタフィクションな描写があり「マペットたちが演じている作品」というスタンスでしたが、今回は映画内のパラレル設定をほぼ貫いている作品となっています。
カーミット、ミス・ピギー、フォジー、ゴンゾたちは大学の同級生。そんな風に見えないキャラもいて設定自体おかしいのですが(笑)ストーリーは過去作品に比べるとかなりマジメです。
大学のミュージカルで人気を博していた彼ら。ブロードウェイデビューを目指してニューヨーク、マンハッタンへ出るが厳しい現実を知り、一旦離れ離れになってやり直すことに。一人残ったカーミットはバイト仲間の支援を受けながら奮闘。ついに夢がかなうかというところで、物語は急展開を迎えます。
オープニング映像
(「ザ・マペッツ」でマペッツ再結成の報を聞いたデッドリーとボーボーが歌ってたのはこの曲です)
所々コミカルな描写はあるものの基本的には正統派の青春映画になってます。過去作品の大暴れっぷりを思うと物足りないかも? 人間キャストとのからみも多く、感情表現に重点を置いた作品と言ってもいいかもしれません。マペットをロケ撮影する技術はさらに向上しており、キッチンで働くネズミたちやマペットの全身が出てくる場面などでそれが顕著に現れています。
この映画での彼らは(妄想上で)幼少時からの仲。赤ちゃんマペットが登場。同年に”Muppet Babies“というタイトルでアニメ化され人気を博しました。→リメイク版 “マペット・ベビー” は日本でも見られます。
また最後の(お芝居上の)結婚式シーンではセサミストリートのキャストが大勢登場。「ザ・マペッツ」に出てきたカーミットとピギーの写真はこの時のもので、またマペッツが解散したのも映画撮影の直後ということになっています。※実際はこの後も出演作品は作られ続けていますので、あくまでも「ザ・マペッツ」劇中設定です。
余談ですが、最前列にフラグルロックのトラベリング・マットおじさんがいる事に最近まで気づかなかった(笑)
追記 「ザ・マペッツ」との関連について、詳しくはこちらの記事の最後を参照してください。ザ・マペッツ/The Muppets 特集(5)ネタバレあり。鑑賞後の疑問集(前編)
マペットショーキャストの長編映画はこの作品で一区切りとなります。